2022.12.08
師走の由来
こんにちは、「伝承の家」福島屋です。
早くも12月に突入してしまいましたね。今月も残りわずかとなりました。
さて、12月には別の読み方があります。それは師走です。
そもそも12月はなぜ師走と呼ばれるようになったのでしょうか。
師走の「師」を先生のことだと考える人もいますが、実はこれはお坊さんのことだそうです。
日本では昔から年末である12月にお寺のお坊さんに来てもらい、家の仏壇にお経をあげてもらう習慣があったそうです。
そのため12月はお坊さんがあちこちの家を走り回る日、つまり「師走」となったということです。
現代では仏壇を置く家も少なくなったので、そのような光景を見かけなくなりましたが、一部の地域では今も年末にお坊さんに来てもらう習慣のあるところが残っているそうです。
ただ、12月は忙しい時期なので、お坊さん以外の人も走り回っていますね。