2022.06.09
福島屋のパッシブデザイン④
こんにちは、「伝承の家」福島屋です。
今回は福島屋のパッシブデザイン冬編をご紹介します。
~パッシブデザインで暖かい冬①~
発砲硬質ウレタン断熱材
冬のパッシブデザインに欠かすことのできない要素が「断熱」です。
福島屋では、発砲することにより現場の形状にぴったりと密着することのできる発砲硬質ウレタン断熱材を使用し、高い断熱性と気密性を確保します。
高性能サッシ
住宅において熱の出入りが最も多いのは、窓などの開口部。冬、少ないエネルギーで効率よく部屋全体を暖める為には、開口部の断熱性を高めることが重要です。
Low-Eガラスを使用した高性能サッシは、冬の暖かい陽射しをほどよく取り込みながら優れた断熱性も発揮します。
※ただLow-Eガラスは、上記でご紹介したような「断熱タイプ」の他に「遮熱タイプ」もあるため、窓の方角などによって使い分けると良いと思います。
(夏の陽射しや西日の気になる窓は遮熱タイプを、日の当たりにくい窓や寒冷地には断熱タイプなど。)
例えばリビングなどの南側の窓なら、夏の陽射しは避けつつ、冬は少しでも取り込みたいという場合は、断熱タイプにして冬の日射取得を優先します。
大切なのは夏の日射取得量の低減ですが、深い軒の出にし、太陽の角度を利用することで夏の陽射しは上手にカットするなど、窓とは別の手で対応することです。
次回はまた、この続きをご紹介します。