日本の伝統素材と
加工技術をふんだんに。
手間と時間を惜しまずにつくるからこそ実現できる質感や空気感。そして、そこに宿る人の心や温もり。
長く寄り添うほどに、味わいと愛着が高まる我が家。そんな世界に一つの家を、日本の伝統素材と加工技術でつくり上げます。
自然素材と匠人の技
どれだけ高品質な素材や部品を集めても、心と技がなければ成り立ちません。素材を一つひとつ丁寧に組み上げる木工職人、塗りの技で家に表情を与える左官職人、将来を見据えた間取りと意匠を生み出す設計士。そんな彼らの知識と経験と技を掛け合わせていきます。
焼杉
杉板を焼いて表面を炭化させることで生まれる表情が趣のある外観を演出。
軒と軒天
日差しを調節し、雨を遮る軒。大きな屋根と軒天の質感が家全体を上質に演出。
軒下
日差しや雨に晒したくない物を置いたり風を感じる外空間として活用できます。
沓石くついし
外の柱が腐らないように沓(靴)のように履かせる土台。意匠としても愉しめます。
格子
風と光を取り込みながら、外からの視線を遮り、プライバシー性を高めます。
土間造り
内と外の間のような曖昧さが、使い方を決めない自由な暮らしを生み出します。
柿渋
防虫・防腐効果があり、日本古来から使われてきた自然塗料を内装の木材に使用。
大黒柱
一家の繁栄を願い、家族が集う空間に8寸角のヒノキの大黒柱を設えます。
化粧梁
開放感と木に囲まれた暮らしを生み出すため、梁を剥き出しにして演出。
真壁造り
柱を隠さずに見せることで、木や家との共生を感じられる日本伝統の工法。
珪藻土
調湿性と脱臭効果があり、独特の肌触りと風合いが豊かな表情を生み出します。
ほたて漆喰
消臭性と調湿性に優れた、ほたての貝殻を利用した漆喰を室内の壁に使用。
無垢の天板
同じものは二つと存在しない自然の木目や節を毎日の暮らしに取り入れます。
手すり
その木、本来の質感や触感を大切に、太さ・形状・位置など細やかに造作します。
畳
美しく変化する色味、い草の良い香りなど、本来の良さを感じられる国産を使用。
鴨居
建具を立て込むために取り付ける上枠。一つひとつ手作りでつくります。
敷居すべり
耐久性に富み、いつまでも滑りの良い竹を使用しています。
ボルト隠し
木材を接合する突起や穴を隠すための処理も一つひとつ手作業で行います。
手づくりと造作
安価で一定の品質が確保される工場での大量生産が主流となった建具。しかし、私たちはどこまでも住む人に寄り添う家づくりを追求しています。職人の素材を選び出す確かな目と技が生み出す温もりを、暮らしの中で感じられる空間をつくっていきます。
世界でたった一つの
造作を
伝承の家は、職人による造作を基本としているため、人の手でつくられた温もりのある建具や家具を、お客様の理想に合わせて高い精度で仕上げることができます。サイズ・素材・機能・デザインなど、既成の枠にとらわれない、世界にたった一つの造作をお届けします。
手漉き和紙を使った
障子や建具
障子や壁紙などに貼る和紙は、手漉き職人による手づくりにこだわります。熟練の技で、住まいに独自の彩りを与えることで、住む人に本物に囲まれた上質な暮らしをお届けし、後世にその心を伝えていきたいと思います。