2025.06.05
【後悔しない家づくり】トイレの音が気になる人へ。注文住宅で音漏れを防ぐ5つの対策
皆様こんにちは!福島屋です。
以前、引き渡し後のお客様よりご意見を頂いたのですが、「思ったよりもトイレの音が気になった。」と。
我が家もキッチンに近い場所にあるのですが、扉をもう一枚つけた方が良かったなと思いました…。
住宅を建てるとき、多くの人が間取りやデザイン、収納力にはこだわります。
でも、住み始めてから「思ったよりトイレの音が気になる…」という声は意外と多いんです。
たとえば…
- 夜中、家族のトイレの音で目が覚めてしまう
- リビングでくつろいでいるとトイレの音が聞こえてきて気になる
- 来客時に、トイレの音が丸聞こえで恥ずかしい
これはトイレの配置や建材の選び方、間取りの工夫次第でかなり防げる問題です。
この記事では、これから注文住宅を建てる方が、トイレの音対策を設計士に伝えるときに気をつけたい5つのポイントを、わかりやすくご紹介します。
1. トイレの音が気になる「具体的な場面」を伝える
設計士に「トイレの音が気になる」と伝えるときは、具体的にどんなシーンで気になるのかを説明しましょう。
たとえば、
- 「子どもが寝ているときに、隣のトイレの水を流す音が気になる」
- 「1階リビングにいるときに、2階のトイレの排水音が響く」
- 「トイレの位置が玄関近くで来客時に音が丸聞こえで気まずい」
このように、生活の中の“音が気になるシーン”を明確にすることで、設計士も間取りの調整や音対策の提案がしやすくなります。
2. 「トイレの位置と隣接する部屋」に注目する
注文住宅でトイレの音対策をする上で、トイレの配置(場所)とその周囲の部屋の関係性がとても重要です。
具体的には、
- 寝室や子ども部屋のすぐ隣にトイレを設けない
- リビングとトイレの壁を共有させない
- 音が気になる部屋の間に廊下や収納スペースを挟む
といった間取りの工夫が効果的。
つまり、「トイレをどこに配置するか」だけでなく、「どの部屋と隣り合うか」まで考えることが大切なんです。
3. 「トイレの音は優先事項」としっかり伝える
設計士はさまざまな要望をバランスよく整理しながら間取りを考えます。
そのため、トイレの音対策が「どれくらい重要か」をあらかじめ優先順位として伝えることが大切です。
たとえば、
「音の問題は他の要望よりも優先して考えてほしい」
「音漏れのない静かなトイレ空間が、家づくりで一番大事」
といったように伝えれば、間取りや仕様に音対策をより強く反映してもらえます。
4. 遮音材・防音設備についても相談してみる
トイレの音対策は間取りだけでなく、建材や設備選びでも効果があります。
以下のような対策が一般的です
- 壁の中に遮音材を入れる
- 防音性のあるトイレドアを使用する
- 排水管に遮音パイプを使う(特に2階トイレ)
- クッションフロアなど音を吸収しやすい床材を選ぶ
こうした仕様は、コストアップになるケースもありますが、家族の快適さや将来の後悔を考えると価値のある投資です。
気になる方は、「音漏れを防ぐためにどんな建材や設備が使えますか?」と一度相談してみましょう。
5. 間取り確定前に「音の再確認」をする
設計がある程度固まった段階、または着工前に、「この配置で本当にトイレの音が気にならないか」を再確認する時間をつくることも大切です。
とくに注文住宅では、
- 1階トイレの上に2階トイレがある
- 寝室の壁を挟んですぐにトイレがある
といった配置が後から気になりやすくなります。
完成後に気づいても変更は難しいので、図面上でも「音の通り道」を意識してチェックしてみるのがポイントです。
まとめ:家づくりで後悔しないために、トイレの音対策は「最初に伝える」
「こんなことまで気にして変かな…」と思うかもしれませんが、
トイレの音は“住んでから気になる”ことが多いリアルな問題です。
設計士に相談する際は、遠慮せずに
- 「音が気になるシーン」
- 「音を避けたい部屋」
- 「音対策を重視している」
といったポイントを、しっかり伝えてください。
あなたの暮らし方に合った間取り・仕様にしてもらうためには、早い段階で正直に相談することが何よりの近道です。
快適な住まいづくりのために、「音の気になるポイント」も一緒に見直していきましょう!
お家づくりについて、お気軽にご相談ください!
お家づくりは、細かい気づきの積み重ねが成功のカギです。
一緒に、安心して暮らせる住まいをつくっていきましょう。