2024.02.01
2月の別名「如月(きさらぎ)」の由来と意味
こんにちは、「伝承の家」福島屋です。
今日から2月に入りました。
旧暦では2月のことを「如月(きさらぎ)」と呼びます。
この「如月」の由来と意味を調べてみたのでご紹介します。
「如月(きさらぎ)」という名前の由来は、この時期の気候にあります。
大寒を過ぎたこの時期ですが、「寒の戻り」などでまだまだ寒く、人々は衣をさらに着込むことになります。
このことから、「きぬさらにき=衣更着(絹更着とも書く)」が「きさらぎ」になったという説が有力です。
それ以外にも、日ごとに陽気が暖かくなることから「気更来(きさらぎ)」、草木が生え始めるころなので「生更木(きさらぎ)」「息更来(きさらぎ)」と綴ることもあります。
ちなみに「如月」という字は中国での2月の異名をそのまま使ったもので、日本語の「きさらぎ」とは関係がないようです。