2023.10.26
霜月(しもつき)
こんにちは、「伝承の家」福島屋です。
気が付けば10月ももうすぐ終わり、11月になりますね。
旧暦では11月のことを「霜月(しもつき)」と呼びます。
「霜月」という呼び名の由来としてもっとも有力なのは、「霜の降る月」という意味の「霜降月(しもふりづき)」が「霜月」に変化したという説です。
旧暦の季節感は今の季節感よりおよそひと月早いので、旧暦の11月はちょうど11月下旬あたりからになります。
その頃になると、寒さが本格的になりはじめ、地域によっては霜が降り始めます。
そのため、「霜降月(しもふりづき)」と呼ばれ、それが「霜月(しもつき)」に変化したと言われています。
その他の説としては、十を満ちた数字として10月を「上な月」と呼び、それに対して11月を「下な月」と呼ぶという、「上下(かみしも」の「下(しも)」が由来となったという説もあります。