2025.06.20
【後悔しないリビング設計】よくある失敗と快適空間を作る5つのポイント
こんにちは、福島屋です!
注文住宅の打ち合わせを重ねる中で、完成後に「もっとこうしておけばよかった」と後悔される方が多いのがリビングの設計です。中でも多いのが以下の3つのお悩み。
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コンセントが足りない・使いづらい
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テーブル周りが片付かない
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収納スペースが少ない・使いづらい
この記事では、リビング設計で後悔しないためのポイントを、解説します。これから家づくりをされる方にとって、参考になる内容ですのでぜひ最後までお読みください❣
1. 【最も多い後悔】コンセント不足と配置ミス
■ 失敗例:「ここにあればよかった…」
「ソファの横にスマホを充電したいのに届かない」
「テレビ周りのコードがぐちゃぐちゃ」
「掃除機のコードが届かない」など…
リビングのコンセント不足は、生活のストレスに直結します。
■ アドバイス:将来の暮らしを見越した数と場所
ポイントは「用途を具体的にイメージして配置する」こと。
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テレビ・レコーダー・ゲーム機・Wi-Fi機器など、テレビ周辺には最低でも4~5口。
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ソファ周辺にはスマホやPCの充電用に2口。
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ダイニングテーブルの近くにはホットプレートや鍋用に1~2口。
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掃除機の使用を想定した壁面にも数か所。
特におすすめなのは床埋め込み型のフロアコンセント。
ダイニングテーブルの下や、ソファ横に仕込んでおくとコードが邪魔にならず、見た目もスッキリします。
2. テーブルがいつも散らかる…その原因と対策
■ 散らかる原因は「物の定位置がないこと」
リビングテーブルやダイニングに郵便物、子どものプリント、文具、小物…気づけば物が山積みに。
これは「片づける場所が決まっていない」ことが原因です。
■ 解決策:ミニ収納&“リビングに必要なモノだけ”
対策としては以下のような収納計画が効果的です。
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テーブルの近くに引き出し付きのサイドボードやカウンター収納を設ける。
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郵便物や書類の仕分けには仕切り付きの壁面収納や壁掛けファイルを設置。
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子どもの勉強セットやお絵描き道具は、収納ワゴンで定位置化。
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“とりあえず置く場所”としてトレーやバスケットを活用。
「モノをしまう」ではなく「使ったらすぐ戻せる」ことがポイントです。
収納は“利便性と動線”が命です。
3. リビング収納は“見せる+隠す”のバランスが大事
■ リビングで意外と増えるモノたち
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ブランケット、クッション
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季節家電(加湿器・扇風機)
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雑誌・本・ゲーム
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子どものおもちゃ・勉強道具
リビングは家族全員が集まる場所なので、共用物が集まりやすい。
それを全て隠す収納にすると、出し入れが面倒になり、結局出しっぱなしに…。
■ 提案:オープン収納と扉付き収納を使い分ける
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よく使うモノはオープン棚やカゴ収納で取り出しやすく。
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見せたくないモノは扉付き収納へ。扉は引き戸がおすすめ(開閉のスペースが不要)。
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ソファ下やベンチ収納など、デッドスペースの活用も有効です。
4. 視線と動線を意識した配置計画が暮らしやすさの鍵
設計段階で「家具をどこに置くか」を想定しておかないと、後から「思ったより狭い」「導線がぶつかる」と感じることも。
たとえば、
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テレビの位置と窓の関係(逆光になるか)
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ソファの裏が通りにくい
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ダイニングからキッチンが遠い
こうした細かなストレスを減らすためには、設計段階で暮らしのシミュレーションをすることが大切です。
5. 将来を見越した設計で「後悔ゼロ」のリビングに
リビングは生活の中心。だからこそ、今だけでなく5年後・10年後のライフスタイルまで見越した設計が必要です。
たとえば、
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子どもが成長したら勉強スペースに
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在宅勤務が増えたらデスクコーナーに
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親と同居するかもしれない将来
こうした未来を想定してフレキシブルに使える空間構成や収納を考えておくと、長く快適に暮らせます。
まとめ
リビングで後悔しないための5つのポイント
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1.コンセントは数だけでなく「場所」が重要
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2.テーブル周りの収納は“定位置”を作ること
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3.見せる収納・隠す収納を使い分ける
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4.家具配置まで想定して設計する
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5.未来の暮らしまで見越した間取りにする
後悔しない家づくりは、「設計段階での細かな想像力」がカギです。
リビングは、家族の時間を育む場所。
だからこそ、住んでから「快適!」と思える空間にしていきましょう。
ご相談はいつでもお気軽に。
一緒に理想の暮らしをカタチにしていきましょう。
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※社内調べ