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2025.01.18

令和時代の若年層と持ち家志向の変化

皆さんこんにちは。福島屋です。

皆さんは「夢のマイホーム」という言葉はピンとくる世代でしょうか?私は、「夢のマイホーム」「憧れのマイホーム」という言葉を見聞きしていた世代です。昭和の時代、マイホームは夢であり、ステータスシンボルでありました。家を持つことは、一人前の証とされ、家族や社会からも尊重されるものでした。しかし、平成に入ると、この風潮は次第に変わり始めました。土地や家に縛られず、ライフスタイルに合わせて自由に暮らせる賃貸住宅が人気となり、2015年頃は、若年層の持ち家率低下の記事が出る等、特に平成後期においてはその傾向が顕著になったそうです。

平成の若年層は、自由な生活を求めて都市部に集まり、賃貸住宅を選ぶことで、自分のライフスタイルを最大限に楽しむことができました。しかし、令和に入り、この流れが再び逆転しつつあるようです。


令和時代の持ち家志向の復活

総務省統計局の調査によると、2023年の29歳以下2人以上世帯の持ち家率は35.2%となり、過去最高を記録しました。特に20代の持ち家率は7年連続で上昇傾向にあり、今や3人に1人以上が持ち家を保有している状況です。このデータは、令和世代の若年層(Z世代)が再び持ち家に対する関心を高めていることを示しています。

その理由の一つとして、賃貸住宅よりも持ち家の方が住生活環境を自由にカスタマイズできる点が挙げられます。平成の若年層は外に自由を求めましたが、令和世代は家の中にその自由を見出しています。

変化する価値観とライフスタイル

令和世代の若年層は、家を単なる住む場所ではなく、自分たちのライフスタイルを反映する場所と考えています。テレワークの普及や家庭での時間の増加により、住環境の重要性が再認識されるようになりました。自分たちの好みや生活スタイルに合わせたカスタマイズが可能な持ち家は、魅力的な選択肢となっています。

また、エコ意識の高まりも持ち家志向に影響を与えています。エコハウスや省エネ住宅など、環境に優しい住まいを選ぶことで、自分たちのライフスタイルと環境保護を両立させたいと考える若者が増えています。持ち家であれば、こうしたエコ住宅の導入や改修も自由に行えるため、賃貸住宅よりも魅力的です。

賃貸住宅の課題と持ち家の利点

賃貸住宅は、一定期間内に住み替えが可能であるため、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるという利点があります。しかし、家賃の上昇や更新料の支払い、賃貸契約の制約など、賃貸生活にはいくつかの課題も存在します。

一方、持ち家であれば、自分の資産となるため、将来的な経済的安定をもたらすことが期待されます。また、リフォームやリノベーションを自由に行うことで、長期的な住環境の改善が可能です。さらに、住宅ローンを利用することで、賃貸よりも月々の支払いが安定し、予算管理もしやすくなります。


持ち家は、単なる住む場所ではなく、ライフスタイルを反映する場所として再評価されているのです。これから家を考える皆様には、持ち家の利点と賃貸の課題を踏まえ、自分たちのライフスタイルに最適な選択をしてほしいです。

ご質問やご相談があれば、どうぞお気軽にお知らせください。私たち福島屋は、皆様の理想の住まい作りを全力でサポートいたします。

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