2024.01.11
小正月
こんにちは、「伝承の家」福島屋です。
皆さん、「小正月(こしょうがつ)」とはご存知ですか。
小正月とは1月15日、または1月14日から1月16日までの一連の行事のことを言います。小正月に対して、正月は元旦から1月7日までを正月(大正月)としてきました。
地域によっては、小正月のことをワカトシ、モチイ、コドシなとと呼ぶ地域もあります。
「小正月」は1月15日の朝に、栄養豊富な小豆(あずき)を入れた「小豆粥(あずきがゆ)」を食べて一年の健康を願う行事で、別名「十五日粥(じゅうごにちがゆ)」と呼ばれています。
小豆を入れたお粥はほのかに赤く色づき、その赤い色が悪霊や邪気を払ってくれると信じられていました。
ちなみに、小豆の赤色はポリフェノールの一種である「アントシアニン」の色で、抗酸化作用を持つ「アントシアニン」には、若々しさを保つ効果があります。
皆さんもぜひ、1月15日の朝には、小豆粥を食べてはいかがでしょうか。