秋めいてきました
2018年11月10日
カテゴリー: 伝承コラム
こんにちは、[伝承の家]ハウスアドバイザー、木島です。
モデルハウス「雅」前のヤマモミジが綺麗に色づいています。
ここのところ寒さが増してきましたので、秩父や山梨の昇仙峡などは紅葉の見頃でしょうか。
店舗前の国道254号も午前中は秩父方面に混みあっていました。
紅葉は綺麗ですが、駐車場に落ちている葉を放っておくわけにもいきません。
なので時折落ち葉拾いをするのですが、今日は風に吹かれ雅の軒下にある三和土にまで飛ばされておりました。
拾い上げようとしたところ、紅葉の赤色が三和土のざらついた質感の上で映えていて、これはこれで中々風流なんじゃないかと思い、折角なので写真に収めてみることに。
素人の撮影で技術やセンスが皆無なのが悔しいところですが、やはり昔ながらの三和土や板壁、柿渋の落ち着いた色味にしっくりときます。
華美ではないですが、とても美しいです。
紅葉狩りが庶民に浸透したのは江戸時代頃らしいですが、古くは平安時代から紅葉を愛でる習慣があったようです。
はるか昔から伝わるこの自然の美も、「日本の伝統美」のひとつかもしれませんね。
お住まいづくりをお手伝いする際には、このような自然の美しさも上手に取り入れていければ良いな、
と想いながら三和土のモミジを拾いました。
落ち葉拾いも、案外面白いものです。
ただ、三和土スレスレに屈みながら落ち葉に携帯のカメラを向けている姿はあまり人に見られたくないものですね。
誰も通らなくてよかった……。