玄関の歴史

こんにちは、[伝承の家]の福島屋です。

本日はクリスマス・イヴですね。

皆様はどのようにして過ごされる予定ですか?

私はクリスマスケーキが楽しみです…

 

さて、本日は雑学的なお話しになってしまいますが、

“玄関の歴史”について掘り下げていきたいと思います。

 

そもそも『玄関』というのは、

禅宗(仏教の一派)の言葉で“深遠なる仏法に入る入口”という意味だったのだそうです。

遡ること室町時代、禅宗に参入した足利義政が

東山御所を造った際にこの『玄関』を設けたことが始まりです。

 

それから玄関は、貴族や武士の屋敷にまで広がり続け、

江戸時代には現在の玄関の原型が確立されました。

 

またこの時代は階級や身分によって、大きさや形もそれぞれ異なっていたんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらには来客等を迎えるための 表玄関 と、

家族が出入りするための 内玄関 、

使用人や御用聞きのための 勝手口 など

用途によって出入口を分けていたようです。

 

明治時代になると一般の住宅にも玄関を付けることが許され、広まっていきました。

玄関構えが立派で大きいほど、格式のある家であることを指し

人々は立派な玄関を持つことに憧れました。

 

現代では機能的な“出入口”としての役割が強く、

必要以上に大きく、また 立派に唐破風などを飾ることはなくなりました。

ちなみに唐破風とは、下の写真の水色の丸で囲んだところを言います。

↓ 弓のような形が特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し話が逸れてしまいましたが、

昔は『玄関』というものがこんなに特別視されていたんですね。

皆様も、もし歴史的建造物を見に行かれる機会がありましたら、

玄関にも注目してみてください。

 

それでは。