漆喰とは…
2018年10月30日
カテゴリー: 伝承コラム
こんにちは、[伝承の家]の福島屋です。
もうすっかり肌寒くなってしまいましたが
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
本日は『漆喰』についてのお話をしたいと思います。
漆喰とは何かといいますと、
消石灰という白い粉に、スサや糊などを加え水で練ったものです。
漆喰といえばお城や蔵の外壁、古き良き日本家屋に使用されているイメージですよね。
現代の住宅では壁紙が主流になっており、見られることが少なくなった漆喰ですが、
最近その魅力が再評価されています。
その理由としては、シックハウス症候群という名前が認知されてきたことで、
自然素材や健康住宅への関心が高まってきたことが挙げられるかと思います。
漆喰の効果としては、
調湿性・耐火性・消臭性・防カビ・揮発性有機化合物の吸着、分解などが挙げられるかと思います。
また、静電気が発生しないので埃が付きにくいという特性もあります。
漆喰の歴史はとても古く、漆喰が使用された最古の建造物はエジプトのピラミッドと言われています。
どれだけ古くとも、本当に良いものは時代を超えて受け継がれていくのですね。
是非、伝承の家をご覧になって、漆喰がどんな雰囲気を作り出すのかを確かめてみていただけたらと思います。
ご来店をお待ちしております。
それでは、また。