木の家の快適性
2019年12月5日
カテゴリー: 伝承コラム
皆様、こんにちは。
「伝承の家」の福島屋です。
寒さのせいか、朝スムーズに起きられなくなってきました…。
皆様は睡眠不足を実感することはございますか?
実はこんな実験が行われました。
天然乾燥させた無垢材を内装に使用した家、
新建材を内装に使用した家、
この2種類を用意し無垢材の効果を調査したのです。
主な実験項目は、
『睡眠・集中力・認知力・リラックス効果・調湿・調温・抗菌』など。
特に睡眠の項目では、
実験による宿泊者の脳波や心電図、血圧や脈拍などを測定し比較した結果、
無垢材の家の方が深い眠りの時間が平均36分多く、浅い眠りの時間は18分少なかったとのことです。
この要因の一つとして挙げられたのが、
無垢材に含まれるリラックス成分が揮発し人体に好影響を与えたということです。
また、調温・調湿効果の結果については夏・冬の数値の差を比較。
2棟の室温に大きな変化は見られなかったものの、
湿度に関しては無垢材の家の方が、高温多湿の環境でも調湿機能が働くことが分かりました。
このように木の素晴らしさが実証されるとなんだか安心しますね。
個人的にはヒバの香りが好きなのですが、
嗅ぎ比べをして自分好みの木の香りを探してみるのもいいかもしれませんね。
それでは。