外構照明のススメ⑩

こんにちは。
〔伝承の家〕設計の黒岩です。
外構照明のススメ⑩、中間領域の光です。

当社、伝承の家のシンボルともいえる深い軒は日差しや雨、風の流れなど

日本の気候に合わせ発展してきました。

軒下は室内と室外をつなぐ中間領域であり、曖昧な空間で近年では“アウトドアリビング”や

“庭間”といった言葉に置き換えられ、室内外を問わず空間を広く活用できる軒下の

良さが見直されています。

ところが、中間領域は夜になると、屋外の闇の領域に取り込まれ、室内とは“分断”されて

しまいます。昼間と同じように明るく“曖昧”な空間として活用するには光は欠かせません。

夜の中間領域を形成するには、室内を“近景”軒下を“中景”、外構や庭を“遠景”として

昼間と同様に考える必要があります。

・近景(中景):明るさと光の質をそろえることで、内と外がつながり一体感が生まれます。

・遠景:スポットライトなどを活用すると庭木などの景色を取り込め、連続感をさらに高められます。