伝統建築⑧

こんにちは。
〔伝承の家〕設計の黒岩です。
伝統建築第八弾。
“浄土寺 浄土堂”(じょうどじ じょうどどう) 。
1194年竣工。東大寺を鎌倉時代に再建した俊乗坊重源が再興事業の拠点として開山した浄土寺の境内に、
重源が宋で学んだ大仏像(天竺様)という建築様式で建立。

真っすぐで緩やかな四角錐状をした宝形造りの瓦屋根をのせた建物の佇まいは、一見確かに地味に見える。
ところが内部に入るとイメージは一変。ダイナミックで圧倒的な雰囲気、そして時間を経て味わうことができる演出に、来訪者は度肝を抜かれてしまう。
構造体は、中央に捉えられた阿弥陀如来像と菩薩像から四方八方に光が放射せれる様子を表しているかのよう。朱と白の色、差し込む西日による反射光が効果を高める。

西日を取り入れるドラマティックな構成。