伝統建築②

こんにちは。
〔伝承の家〕設計の黒岩です。
日本の伝統建築、第二弾です。
“信州 善光寺”
ご存知の方も多いかと思いますが、改めて善光寺の魅力についてご紹介します。
長野市の中心に位置する巨大で堂々とした風格の善光寺。
国宝に指定されている本堂は美しくのびやかに広がる檜皮葺(ひわだぶき)の屋根を持つ
東大寺などに次ぐ世界最大級の木造建築。
柔らかく質素でありながら迫力の大きさで、苔むした姿は巨大な獣のよう。
巨大な装飾の内陣は約150畳の広さ。
『一つの寺が都市を作り上げた』と言われる善光寺。
伽藍(寺院の建物群が構成する場所)が南から北へ移動して生まれた参道沿いの空白地帯に、
後に仲見世と宿坊が造られ、今も残る都市の骨格となっています。
しかも参道の終点には長野駅があり、現代の都市の構造とつながった古建築という珍しい例です。

そして善光寺と言えば『お戒壇巡り』が有名で、
【瑠璃壇下の暗中を巡り本尊の真下に懸る『極楽の錠前』を探り当て秘仏に結縁する道場】
すなわち、真っ暗な回廊の中を念仏を唱え、ゆっくりと進んでいき、
極楽浄土を自らの手で探り当てる・・・つまりは“修行の一つ”というような意味合いになります。

これ、本当に真っ暗です。
目をつぶっているのか開いているのかわかりません。
真っ暗闇を手探りで進むのでその恐怖はかなりのものです・・・
人の足を踏んだりぶつかったりと色々ありますが、
皆さん後ろを歩く人に声掛けをしつつ歩くので、
真っ暗闇の中、変な仲間意識・連帯感が生まれたのを覚えています。
さすがに念仏は唱えませんでしたが、『極楽の錠前』に触れることは出来ました!
(触れられないひともいるそうです。)
良い経験で楽しかったので、また体験したいと思ってます。