「経年美」―無垢材とのつきあい方―

こんにちは、[伝承の家]の福島屋です。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

冬は寒さも厳しいですが、乾燥も辛いですよね。

この“乾燥”、無垢材にも大きな影響があります。

 

ということで、

本日は先月のブログでは書けなかった部分を取り上げたいと思います。

無垢材については、先月も“木が持つ性能”というところでお話しをしていきました。

その中でも、無垢材は収縮・膨張します、と書きました。

実際に、弊社展示場でもフローリングに隙間が出てきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大丈夫なの…?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私達がよく目にするフローリングは、集成材という品質も価格も安定しているものが多く

その見た目は隙間もなく綺麗に敷き詰められていますよね。

“隙間のあいた床”自体、あまり見慣れないものです。

 

ですが、この“隙間があく”現象は無垢材の特性と言えます。

この働きが調湿性能にも繋がってくるのですが、

床に隙間があいていると直さないといけないのかな…なんて不安に感じてしまいますよね。

 

では、どうして隙間があいてしまうのか?

木は湿気を吸ったり吐いたりします。これにより収縮・膨張します。

この働きが雨の日の嫌な湿気や、冬の乾燥を和らげてくれるのです。

もし、冬になったら隙間が目立つようになった…

なんてことがありましたら、梅雨の湿気が多い時期まで待ってみてください。

湿気を吸って元に戻る範囲であれば問題はありません。

 

また、時間とともに見た目が変わっていくことを、

“経年美”と捉えられることも無垢材の魅力です。

『古くなったら新しいものを』ではなく、

『古くなっても手入れをしながら使っていく』

家は、簡単に買い替えの利く買い物ではありませんよね。

できることなら年月の経過を楽しみながら長く使っていただきたい、

と 私どもは考えております。

先を見据えたプランニングを皆様とできたらと思います。

 

それでは今回はこの辺で。